対人恐怖症への理解について

対人恐怖症というのは、その症状はあげればキリが無いくらいに沢山の症状があります。

実際に私は、普段の何気ない悩みなどでもなかなか寝付けなくなってしまって身体的にもキツイ毎日を過ごしていました。人によっては全く眠れなくなったという意見もあるくらい深刻な症状だと思います。

1日中無意味なことを考えていたりして、自分で精神的にどんどん追い込んでいた気がします。自分と人を比較しても仕方ないのに、「あの人はこうなのに自分は何でこうなんだ・・・」とかどうにもならない無駄なことばかり考えていました。

他にも人からどう思われるかが気になって、その症状を必死に隠していた時もありましたし、こういった自分の思考によって自分自身が振り回されて気がつけば何週間も何ヵ月も経ってしまっている、なんてことが当たり前でした。今あの時期を思いだしても暗い思い出にしか思えません。

昔はやる気があって何をしていても満足できて楽しかったのに、実際に今は、全てにおいてやる気がおきないし、自分を追い込むことを辞めることもできない、頭ではこのままではいけないと思いつつも、その抜け出し方が分からない、という気持ちでものすごく辛かった時期でした。

対人恐怖症は甘えからくるという人もいますが、そういった常に何かしらの不満や不安に襲われている人を、周りがいたわってあげることが必要だと私は思います。甘えてるから甘やかすな、という考え方では、いつまでたっても良くなりません。

周りにとっては何でもないことでも、本人にとってはこの先のことを考えるのが不安で怖い、このままの状態で一生が終わってしまったらいやだ、どうしようという感情がものすごい自分に降りかかってくるのです。

自分で自分を責めているのに、更に周りの人も責めていては、その人にとっての居場所がどんどんなくなっていってしまいます。どんな人でも自分の居場所がないというのはものすごく辛いことですよね。この対人恐怖症は本当に厄介な病気なので、まずは周りが病気の症状を理解していくことが大事なんです。対人恐怖症の人とうまくコミュニケーションをとっていくことで、解決できることもあるかも知れません。